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【社長ブログ】外壁のひび割れ(クラック)はなぜ起こるのか?その種類と放置するリスク
2025.10.16
明石駅前店スタッフブログ
お客様、地域の皆様、こんにちは。
株式会社Matsudaira、プロタイムズ明石駅前店 代表の松平でございます。

この度は、弊社のブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。
明石市、神戸市西区、垂水区を中心に、地域の皆様の大切な住まいを守る塗装の専門家として、
皆様が抱える疑問や不安を解消し、安心していただけるような情報をお届けしたいと考えております。
私自身、一級塗装技能士として長年の経験と知識を持ち、お客様の大切な資産である建物を守るために、日々真摯に仕事に向き合っております。
今回は、特に多くの方が気にされる「外壁のひび割れ」について、専門家の視点から詳しく解説させていただきます。

外壁のひび割れ(クラック)はなぜ起こるのか?その種類と放置するリスク
外壁にひび割れを見つけると、多くの方が不安になられることでしょう。このひび割れは、専門的には「クラック」と呼ばれ、建物の構造や環境によって様々な原因で発生します。
ひび割れが発生する主な原因
- 建物の構造的な動き
- 地震や強風による揺れ、地盤のわずかな沈下など、建物には常に力が加わっています。
これにより、外壁材や塗膜に引っ張る力が生じ、ひび割れが発生することがあります。
- 地震や強風による揺れ、地盤のわずかな沈下など、建物には常に力が加わっています。
- 塗料や外壁材の経年劣化
- 紫外線や雨風に常にさらされることで、塗料やモルタルなどの外壁材は徐々に弾力性を失い、硬化・収縮します。
この収縮に耐えきれなくなり、ひび割れが生じます。
- 紫外線や雨風に常にさらされることで、塗料やモルタルなどの外壁材は徐々に弾力性を失い、硬化・収縮します。
- 温度変化による伸縮
- 日中の暑さと夜間の冷え込みなど、温度変化によって外壁材は膨張と収縮を繰り返します。
この繰り返しが、素材に疲労を与え、ひび割れを引き起こします。
- 日中の暑さと夜間の冷え込みなど、温度変化によって外壁材は膨張と収縮を繰り返します。
- 施工時の要因
- モルタルの乾燥不足や、塗膜の厚みが不均一であるなど、施工時の不適切な工程が原因で早期にひび割れが発生することもあります。
放置するリスク
「少しのひび割れだから大丈夫だろう」と放置してしまうと、以下のような深刻な問題に繋がる可能性があります。
- 雨水の浸入
- ひび割れは、建物の内部、特に構造材へと水が浸入する「通り道」となってしまいます。
- 建材の腐食・劣化
- 浸入した水が、柱や梁といった構造材を腐食させたり、鉄筋コンクリートの場合には内部の鉄筋を錆びさせ、建物の耐久性を著しく低下させます。
- シロアリ被害の誘発
- 湿気を好むシロアリが、水が浸入した部分から侵入しやすくなります。
- 内部結露・カビの発生
- 壁の内部に湿気がこもることで、断熱材の性能が低下したり、室内のカビやダニの原因となることもあります。
特に、ひび割れの幅が0.3mmを超えるもの、またはひび割れから水が染み出しているような場合は、早急な専門家の診断と補修が必要です。

一級塗装技能士が教える!効果的なひび割れ補修と塗料の選び方
私たちプロタイムズ明石駅前店では、単にひび割れを埋めるだけでなく、
「なぜひび割れが起こったのか」という原因を見極め、再発防止に繋がる適切な補修方法と塗料をご提案しています。
ひび割れ補修の基本
ひび割れの大きさや深さに応じて、以下のような補修工法を使い分けます。
- フィラー(下地調整材)の刷り込み
- 比較的細いひび割れ(ヘアークラック:0.3mm未満)に対し、弾力性のある下地調整材をしっかりと刷り込み、防水性を回復させます。
- Vカット・Uカット工法
- 幅の大きなひび割れ(構造クラック)や深いひび割れに対しては、ひび割れ部分をV字型やU字型にカットし、シーリング材やエポキシ樹脂を奥まで充填してから表面を平滑に戻します。これにより、補修箇所の耐久性と防水性を高めます。





再発防止のための塗料の選択
補修後、再発を抑えるために重要なのが、外壁の動きに追従できる「弾力性のある塗料」を選ぶことです。
特に、弊社で取り扱い、高い評価を得ているのがアステックペイントの塗料です。
アステックペイントの塗料の中には、一般的な塗料よりも高い伸縮性(弾性)を持つものがあり、建物の動きや温度変化によるわずかなひび割れが生じても、塗膜が伸びて追従し、水の浸入を防ぐ特性を持っています。

例えば、高耐久な遮熱・断熱塗料でありながら、優れた防水性も兼ね備えている製品は、明石市、神戸市西区、垂水区といった地域の、日当たりや風雨の影響を受けやすいお住まいにとって、非常に有効な選択肢となります。
塗料の選定は、建物の種類や状態、お客様のご予算やご要望に応じて、一級塗装技能士が最適なものをご提案させていただきます。
Q&A:お客様からよくいただくご質問
Q1:ひび割れを見つけたら、すぐに塗装が必要ですか?
A: ひび割れの幅や深さによって緊急度は異なります。
幅0.3mm以下の細いひび割れ(ヘアークラック)であれば、即座に建物内部への浸水には繋がりにくいですが、劣化のサインではあります。
しかし、0.3mmを超えるひび割れや、雨が降った後にその部分が濡れている場合は、速やかに専門家による診断と部分補修、または塗り替えをご検討ください。
地域の皆様に安心していただけるよう、弊社では無料診断を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

Q2:シーリングのひび割れも補修が必要ですか?
A: はい、必要です。
シーリングは、サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ周りなど、特に動きやすい部分の防水性を担っています。
ここがひび割れたり、剥がれたりすると、そこから雨水が浸入し、建材の劣化を早めます。塗装の際には、既存のシーリング材を撤去し、高耐久・高弾性の新しいシーリング材を打ち直す「打ち替え」工事をセットで行うことを強く推奨しております。

Q3:塗装をすると、ひび割れは完全に再発しなくなりますか?
A: 完全に再発を防ぐことは難しいですが、適切な下地補修と、高弾性・高耐久の塗料を選ぶことで、ひび割れが表面に出るのを大幅に遅らせたり、もし発生しても塗膜が追従して建物を守る能力を高めることができます。
明石、神戸、垂水の気候風土に適した、柔軟性の高い塗料を選ぶことが再発防止の鍵となります。

地域の皆様へ
私たち株式会社Matsudaira、プロタイムズ明石駅前店は、明石市、神戸市西区、垂水区の地域密着で、皆様の大切な財産である住まいを、長期間にわたり守り続けるお手伝いをしたいと考えております。
「うちのひび割れは大丈夫かな?」と少しでも不安に感じられましたら、一級塗装技能士の松平が、専門家の確かな目で診断させていただきます。どうぞお気軽に、弊社の無料診断をご利用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
株式会社Matsudaira プロタイムズ明石駅前店 代表 松平
株式会社Matsudaira プロタイムズ明石駅前店
📞お電話:0120-746-168
(9:00~18:00 水曜定休日)
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!










